
黒川和江さん(日本野菜ソムリエ協会 フードエデュケーション事業部 プランナー シニア野菜ソムリエ NPO法人 いすみライフスタイル研究所 理事)
Kazue Kurokawa
プロフィール:
・大学卒業後約10年アニメ関連の会社にて、商品の販売促進やイベント企画などを行う。
・退社後、野菜ソムリエの資格を取得。
・あらゆる角度から野菜・果物・農業の魅力・楽しみ方を提案。
・主に、野菜・果物・食・農業関連の(フィールドも含む) イベント企画・運営・アドバイス・プロデュース等を行い、年間200件を超えるイベントや講座に携わる。
・講師・コラム執筆/編集・野菜果物のイラストレーター等を行う。
・今年より、大学時代より住んでいた東京を離れ、ふるさと千葉県いすみ市にて、米・野菜・果物づくりに触れながらまちづくりに取り組む。
2005年11月 ジュニア野菜ソムリエ取得
2006年7月 野菜ソムリエ取得
2008年3月 シニア野菜ソムリエ取得
野菜ソムリエ歴:5年
<主な肩書き>
・日本野菜ソムリエ協会認定 シニア野菜ソムリエ(全国56名 2010年8月現在)
・日本野菜ソムリエ協会ベジフルプランナー
・野菜ソムリエコミュニティーT0KYO 代表(会員約320名 2010年5月現在)
・みやざきブランドGメン
・高知野菜サポーター
・千葉県いすみ市 NPOいすみライフスタイル研究所 理事
Life essence 〜毎日が宝探し〜
日本野菜ソムリエ協会
NPOいすみライフスタイル研究所isumi-style.com
ISUMIX Life(黒川さんの動画あり)
生まれ育った町と野菜・果物の魅力を伝える女性
- 伊藤
- こんにちは。お忙しい生活のなか、お時間いただきありがとうございます。
- 黒川さん
- 今日は、東京への出勤日なので大丈夫ですよ。でも、2時間半かけて通勤してきました。
- 伊藤
- 今は、どこにお住まいなんですか?
- 黒川さん
- 千葉県のいすみ市です。千葉県の房総半島南部ですね。

- 伊藤
- 気候が良さそうですね。ところで、なぜいすみ市に?
- 黒川さん
- 実家なんですよ。ただ、昨年まで約20年東京に住んでいました。大学を卒業して、約10年は食とは関係ないキャラクターグッズを扱っているアニメ関係の会社で、販売促進の仕事をしていたんです。ただ、アニメが大好きというわけでもなかったため、自分が好きな食に関する仕事をしたいと思ったんです。
- 伊藤
- でも、アニメ関係の仕事といったら、憧れる人も多いよね。それになにより、お忙しかったのでは。
- 黒川さん
- 確かに休みが少なかったですね。だから、働きながら野菜についての勉強しようと思ったんですが、その状態では資格を取ることができなくて。会社を辞めて、ジュニア野菜ソムリエと、野菜ソムリエの資格を取ったんです。そして、その後、野菜ソムリエ協会がアルバイトを募集しているということで、協会と関わるようになりました。

- 伊藤
- ちなみに、野菜ソムリエというのは、段階があるんですね。
- 林さん
- はい。3段階になっていまして。今、一般的に野菜ソムリエと言われているのは、実は「ジュニア野菜ソムリエ」なんです。芸能人の方も多数取られているので、かなり有名ですね。その次が、「野菜ソムリエ」という資格です。そして、私が持っているのが「シニア野菜ソムリエ」になります。内容的には、ジュニア野菜ソムリエは、ご自身が楽しむ、野菜ソムリエは、人に伝える。シニア野菜ソムリエはビジョンを持って社会で活躍するという違いがあるんです。
- 伊藤
- それぞれ何人くらいいらっしゃるんですか?
- 黒川さん
- ジュニア野菜ソムリエが、8月末現在で、30,573人。野菜ソムリエは、1,111人。シニア野菜ソムリエが56人ですね。今度、野菜ソムリエ30,000人突破を記念して10月16日(土)に、野菜ソムリエ認定レストラン「葉山庵TOKYO」で、『日本全国野菜ソムリエ3万人の "輪" 』パーティーを開催するんです。
- 伊藤
- 本当に人気のある資格なんですね。ちなみに、黒川さんは今、紫色のスカーフをされていますが、これにも何か意味があるんですか?
- 黒川さん
- スカーフは、資格の段階によって色が違うんです。「ジュニア野菜ソムリエ」は赤、「野菜ソムリエ」は緑、そして、「シニア野菜ソムリエ」は紫なんです。

- 伊藤
- そうなんですね。「シニア野菜ソムリエ」は、日本中に56名しかいないなんて、とても難しい資格だと感じます。
- 黒川さん
- そうですね。確かに自分のビジョンをきちんと持つという意味では、ハードルは高いかもしれません。食に関わっている職業の方が多いですが、そうでない方もいらっしゃいますよ。
- 伊藤
- 野菜や果物、それらを育てることへの愛を感じます。少し話が変わるのですが、今の黒川さんの日々と、今の生活に変わるまでの経緯を教えてください。
- 黒川さん
- 去年までは、毎日、野菜ソムリエ協会で仕事をしていました。主に、イベントの企画や講座などですね。東京の卒業生のコミュニティの代表もやっていました。そんなときに、東京に住んで、東京で野菜や果物の魅力を伝える仕事ができる人は私以外にもいるはず、でも兼業農家に生まれ育って、農業に関心がある自分は、東京にいるよりも、ふるさと"いすみ"という地域にもどり、地域や農業活性化のお手伝いがしたいと思ったんです。そこで、頻繁に実家に帰るようにして、昨年末にいすみに引っ越しました。

- 伊藤
- でも、東京で20年くらいしてきて、勇気が必要だったのではないですか?
- 黒川さん
- そうですね。いすみに帰っても仕事があるわけではないだろうな、ということは分かっていたので、協会の方に相談して、週2,3日を協会で働かせていただきながら、いすみでの生活を始めることにしたんです。
- 伊藤
- いすみでは、どんなことをされているんですか?
- 黒川さん
- 当初から、まちづくりをやりたいと思っていたので、市役所に自己紹介がてらメールをお送りしたところ、NPO法人を紹介してくださいました。
- 伊藤
- それが、今、理事をされている「NPOいすみライフスタイル研究所」ですか?
- 黒川さん
- はい。ですから今は、野菜ソムリエ協会での仕事とNPO法人での仕事とフリーでの活動を行っています。

- 伊藤
- 「野菜ソムリエ協会」ではどんなお仕事をされているんですか?
- 黒川さん
- 卒業生向けの講座やイベントなどを引き続き行っていることと、講師依頼の対応や、自治体との取り組みなどのお仕事を行っています。
- 伊藤
- では、「NPOいすみライフスタイル研究所」では、どんなことをされているんですか?

- 黒川さん
- まちづくりをしている団体なので、イベントや情報発信に関する業務が多いですね。メンバーと話をするのですが、生まれ育った町なので、とても話がはずみます。田植え時期には、農コン(農業コンパ)をしたりしていますよ。これを立ち上げたのは、ほかのメンバーですが、一緒に企画をして、進行したりですね。農コンは、男性は地元の方が多くて、女性は東京の方が多いです。地方の暮らしに興味のある方も多いようです。そういうイベントの際に、取材がはいることもあるので、その対応も行っています。






